27年度 履修生募集要項

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icon_xls(様式1)履修願書(履修志願票、受験票、写真票、履歴書)

icon_doc(様式2)志望理由書

出願、選考に関する主な日程
出願期間 平成27年2月18日(水)~20日(金)
試験 平成27年2月28日(土)、3月1日(日)
合格発表 平成27年3月13日(金)
1. プログラムの概要

産業が競争力を高め、イノベーションにより持続型社会を実現するため、グローバルリーダーシップを発揮できる博士研究人材が強く求められています。大阪府立大学・大阪市立大学はこのような人材育成を特段に強化する「博士課程教育リーディングプログラム」推進拠点の一つに文部科学省により選ばれました。産業界を牽引するグローバルリーダーを育成するための5年一貫制の博士学位プログラム「システム発想型物質科学リーダー養成学位プログラム」です。

養成したい人物像
  • 複雑なものごとを俯瞰的に見る「システム思考」と、新しい発想を創造する「デザイン思考」、それらを具現化する「マネジメント力」を有する。
  • 高度な学術的研究成果をイノベーションや産業の開拓に強力に結びつける高い企業マインドを有する。
  • 「深い物質科学基礎力と実用展開への生きたリンク」を構築し、「ことづくり」の発想から階層融合的な研究戦略をデザインできる。
  • 自らの発想を世界に根付かせるリーダーシップと国際発信力を兼ね備える。
【アドミッションポリシー(学生受入の方針)】

物質科学上の発見が産業を根底から革新することはシリコン技術、半導体レーザー、磁気記憶材料など多くの事例が教えるところです。20世紀におけるこれらの成功には、物質からデバイス、さらにシステムまでを包含するエレクトロニクスの高度な階層化が役割を果たしました。そこでは、下位階層を入出力特性のみが表出したブラックボックスとし、上位階層の構成要素とすることによって各階層での技術革新とそれを担う人材教育の高度な効率化が推し進められてきました。しかし近年、このような技術枠組みでは対応できない新しい物質概念や「ことづくり」を中心とする産業構造シフトが顕在化しています。また、技術的階層の融合に止まらず、シーズ的視点を超えて、システム、さらには事業的視点に立つ発想からフィードバックされた戦略的な階層融合研究の推進が、単に安価な製品を供給するだけではない、「こと」を中心とした持続的で国際競争力のある産業、及び安全安心社会・持続型社会を支える産業の構築には必須の要素となりつつあります。
国際競争の中で、その優位性の低下が顕在化し始めた我が国産業のおかれた状況を鑑みれば、このように「もの」の開発に「こと」の考え方をダイレクトに融合し、「ものづくり」を閉じた階層から解き放ち、素材から機能分子・デバイス、さらにそれらを統括するシステムまでの階層が高度に融合された斬新なシステム発想型研究開発戦略を想起できる高度研究リーダーが今まさに必要であり、その育成体制の構築こそが我が国の急務であると言えます。

以上の問題意識に鑑み、本リーディングプログラムでは、「ことづくり」の発想から深い物質科学の素養を活かすことができ、階層融合的な研究戦略を想起できる「システム発想型」物質科学リーダーを養成するために、次のようなことがらに対して高い目的意識を有する学生を求めています。

  • 学問を深く継続して学ぶ意欲に富み、人や自然を愛し、人類の持続可能な発展と世界平和に関わる産業界に横たわる未知の問題に果敢に立ち向かい、地球環境を守るという気概をもつ。
  • グローバルな環境の中で、情報収集・発信できる突破力を有している。
  • 高度な学術的研究成果を産業の開拓に強力に結びつける高い企業マインドを有している。
  • 「基礎から実用展開への生きたリンク」を構築できる、産業界に主軸を置くリーダーになりうる素養を有している。
  • システム系の発想で物質科学を俯瞰し、新しい問題点を見いだすことができる。
  • 産業界に顕在化する問題点を解決するために必要な素養を得るために自らの力でコースワークと研究計画をデザインする気概と能力を有している。
【カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)】
  1. 「システム発想型物質科学リーダー養成学位プログラムが目指す学修成果」の達成を目的として、5年一貫の教育課程編成を行います。
  2. 単一階層に閉じた発想からは決して具現化しないイノベーションをエレクトロニクス分野、エネルギー分野そして生命科学分野へと誘導できる「ものからことへの生きたリンク」を構築できる「システム発想型」研究リーダーを養成します。単に出口を見据えた研究手法を有する研究者を養成するのではなく、物質とシステムの情報を媒介とした新しい「ことづくり」の概念を創出でき、社会システムまでを見渡せる人材を養成するための異分野融合型・産学官協同型カリキュラムを提供します。
  3. リテラシー科目によって醸成される科学を俯瞰的に見ることのできる教養を基盤とした基礎教育科目を編成します。
  4. インターディシプリナリー科目(物質科学基礎科目、システム系基礎科目、研究室ローテーション)では、分野・階層横断的研究力を醸成する基盤となり、学生が幅広い学修と柔軟で俯瞰的な問題設定能力を身につけることを目指します。
  5. アイディエーション科目ととグローバル科目は、複雑なものごとを俯瞰的に見る「システム思考」と、新しい発想を創造する「デザイン思考」、それらを具現化する「マネジメント力」を総合的に醸成するために構成され、本学位プログラムのカリキュラムの中心となります。
  6. アントレプレナーシップ科目とグローバル科目では、産業界、外国人と協同で講義・研究・演習などを行うことによって、グローバル化した産業界で生じる様々な問題を見いだし、その解決に応用できる能力を育成します。
【ディプロマ・ポリシー(学修評価・学位の授与方針)】

真理の探究と知の創造を重視し、自然環境と調和する科学技術の発展を図り、持続可能な社会の発展と文化の創造に貢献し、「エネルギー」、「エレクトロニクス」、「生命科学」分野における産業イノベーションをもたらすことをその基本の理念とします。この理念のもとで教育を実践し、修了が認定されるためには、―

  • 物質科学の専門分野をリードできる確固とした物質科学基礎力
  • システム的発想から階層融合的に研究戦略を構築できるデザイン力
  • 基礎的研究を産業的イノベーションへ結びつける突破力とそのマネジメント力
  • 自らの発想を世界に根付かせるリーダーシップと国際発信力

に基づいて問題を認識し、評価し、解決する能力を培い、創造性と個性を伸ばし、豊かな教養、高い倫理観と専門能力を修得する必要があります。

特に本プログラムでは、システム系の発想で物質科学を俯瞰し、新しい問題点を見いだしているか、その問題点を解決するために必要な素養を得るために自らの力でデザインしたコースワークと研究計画が遂行でき、エネルギー科学、エレクトロニクスあるいは生命科学の分野で産業的イノベーションへ結びつける突破力とそのマネジメント力が養成されたか、が重要な評価基準となります。

2. 募集人員
学位プログラム名 募集人員
博士課程教育リーディングプログラム「システム発想型物質科学リーダー養成学位プログラム」 20名程度
内、『3.出願資格の(2)』に該当する者4名、
外国人履修生特別枠(※)若干名を含む。

※外国人履修生特別枠については、別途定める。

3. 出願資格

次の各号のいずれかに該当し、本選考に合格した場合、本プログラムの履修を確約できる者。

(1)次の(A)-(O)のいずれかの入学試験に合格し、平成26年4月に入学予定の者。

(2)出願時に次の(A)-(O)のいずれかの1年次に在籍している者。

(3)次の(A)-(L)のいずれかの平成27年度春(4月)入学第2次募集を受験した者。

(A) 大阪府立大学大学院工学研究科 機械系専攻 博士前期課程

(B) 大阪府立大学大学院工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 博士前期課程

(C) 大阪府立大学大学院工学研究科 電子・数物系専攻 博士前期課程

(D) 大阪府立大学大学院工学研究科 電気・情報系専攻 博士前期課程

(E) 大阪府立大学大学院工学研究科 物質・化学系専攻 博士前期課程

(F) 大阪府立大学大学院工学研究科 量子放射線系専攻 博士前期課程

(G) 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 博士前期課程

(H) 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 緑地環境科学専攻 博士前期課程

(I) 大阪府立大学大学院理学系研究科 情報数理科学専攻 博士前期課程

(J) 大阪府立大学大学院理学系研究科 物理科学専攻 博士前期課程

(K) 大阪府立大学大学院理学系研究科 分子科学専攻 博士前期課程

(L) 大阪府立大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 博士前期課程

(M) 大阪市立大学大学院工学研究科 機械物理系専攻 前期博士課程

(N) 大阪市立大学大学院工学研究科 電子情報系専攻 前期博士課程

(O) 大阪市立大学大学院工学研究科 化学生物系専攻 前期博士課程

4. 出願書類
出願書類等 作成方法等
1 履修願書(履修志願票、受験票、写真、履歴書) icon_xls所定の用紙(様式1)を使用すること。
2 出願資格証明書類 出願資格(1)で出願する者は、合格通知書(写し)、出願資格(2)で出願する者は、在学証明書、出願資格(3)で出願する者は、博士前期課程の入学試験の受験票(写し)、を提出すること。※ 出願資格(1)で出願する者が合格通知書を紛失などにより写しの提出ができない場合、出願手続前に合格通知書の再発行を受けてください。再発行の手続は、大阪府立大学では教育推進課入試室、大阪市立大学では、工学研究科教務担当で行います。また、出願資格(3)で出願後に博士課程前期の課程の入学試験に合格した者は、合格発表後直ちに合格通知(写し)を提出すること。提出先は、「12. 問い合わせ先」に同じ。
3 志望理由書 icon_doc所定の用紙(様式2)を使用すること。
4 成績証明書 大学の学部において出願時点までに履修した科目の単位数、成績評価、成績評価基準を記入したもの。※ コピー不可。※ 日本語もしくは英語による表記のこと。※ 高等専門学校専攻科修了者は、本科と専攻科の双方の成績証明書。※ 大学3年時編入者は、大学及び編入前の教育機関の成績証明書。
5 受験票返信用封筒 長形3号(12.0cm×23.5cm)、392円分の切手を貼付し、送り先を記載したもの。
【注意事項】

(1) 出願書類に不備がある場合は、受理できません。

(2) 出願時に提出された書類は返却しません。

(3) 出願後の記載事項の変更は、原則として認めません。

(4) 提出書類の記載事項が事実と相違している事が明らかとなった場合には、本プログラムの履修許可を取り消す場合があります。

(5) 出願にともなう個人情報は、選考目的以外には使用しませんが、履修生の成績等は、本プログラムにおける学修指導に利用する場合があります。

(6) 出願手続きを完了した者には受験票を交付します。

(7) 検定料は無料です。

5. 出願書類受付
(1) 出願期間

平成27年2月18日(水)~ 2月20日(金)

※ 郵送の場合は平成27年2月20日必着。

「リーディングプログラム履修生 出願書類在中」と朱書きし、簡易書留もしくはレターパックプラスで郵送してください。送付先は、「12. 問い合わせ先」に同じ。

(2) 受付時間

10時から15時まで(12時から13時は除きます)

(3) 受付場所

〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1-1

大阪府立大学中百舌鳥キャンパス

A1棟2階 1206S号 リーディングプログラム支援室(SiMS事務局)

(アクセスマップ: http://www.osakafu-u.ac.jp/access/

(キャンパスマップ: http://www.osakafu-u.ac.jp/info/campus/nakamozu.html

6. 選考方法
(1) 試験科目
(a) 小論文(100点) 課題は当日発表します。
(b) 口頭試問(100点) 冒頭5分間で卒業研究(大学院在籍者は現在の研究)の内容をプレゼンテーションして頂き、その後、専門知識に関する口頭試問を行います。
プレゼンテーションに必要な機器(コンピュータ(OS: Windows7, Microsoft Powerpoint 2010インストール済)とプロジェクタ)を試問会場に用意しています。また、プレゼンテーションに使用するコンピュータ等の機器を持参して使用することもできます。
(c) 面接(100点) 志望理由書および小論文の内容を踏まえて、SiMS学位プログラムのアドミッションポリシーに関することを中心に面接をします。
(2) 判定方法

小論文、口頭試問、ならびに面接の採点結果に基づき評価します。

ただし、出願資格(3)で出願した者であって、当該課程の入学試験に合格しなかった者は、判定対象から除かれます。

7. 試験日時および場所
試験期日 試験科目 試験時間 集合場所試験場所
平成27年2月28日(土) (集合時間) (9:40) 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス
B4棟1階 西K-102講義室
小論文 10:00~11:00
口頭試問、
面接
13:00~17:00
平成26年3月1日(日) 口頭試問、
面接
9:30~12:00 &
13:00~17:00

(注) * 口頭試問と面接の時間帯については、小論文の試験後に試験会場で受験生に通知します。受験者によっては、口頭試問と面接の日が異なる場合があります。

* 小論文開始後20分までの遅刻者には受験を認めますので、試験室に入り監督の指示に従ってください。

ただし、試験時間の延長は認めません。なお、遅刻の原因が、試験当日の特別の事情(下記の理由)によるときは、試験開始後40分までは受験を認め、試験時間の延長を認める場合がありますので、試験室の監督まで申し出てください。

  • 交通機関(時刻表を定め運行しているものに限る)が、事故等で「乗車できない状況」又は、「降車できない状況」になり、20分以上の延着になったとき。
  • 試験場に向かう途上での予期せぬ事故及び負傷、発病。

* 試験当日、持参するもの: 受験票、筆記具。

* 時計は計算機能・通信機能のないものとしてください。

* 携帯電話等の電源は切っておいてください。(携帯電話等の、時計としての使用は認めません)

* 自然災害等により、選抜試験等が予定通り実施できない場合、「重要なお知らせ」を本プログラムホームページ(http://sims-program.osakafu-u.ac.jp/)に掲載しますので、確認してください。

* 試験当日の緊急連絡先は、「12. 問い合わせ先」と同じです。

8. 合格発表
(1) 発表日時

平成27年3月13日(金)13時

(2) 発表場所

大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス A3棟
正面玄関

ならびに

大阪市立大学 杉本キャンパス 学生サポートセンター メインホール

上記発表場所に合格者受験番号を掲示するとともに、合格者受験番号の一覧を本プログラムホームページ(http://sims-program.osakafu-u.ac.jp/)に掲載します。

※ 電話等による合格・不合格の照会には一切応じません。

9.採用手続および説明会
(1)日時 平成27年3月13日(金)15時(※およそ1時間程度)
(2)集合場所 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス B4棟1階 西K-102講義室
(3)内容 採用手続および、リーディングプログラムに関する説明会
10. プログラム履修開始時期、履修資格
(1) 履修開始時期 平成27年4月1日(火)
(2) 履修資格 本選考に合格した者であって、かつ平成27年4月1日時点で「3. 出願資格」に示す(A)-(O)のいずれかに在籍する者。

手続の詳細については、合格者に通知します。

11. 学修奨励金

本学位プログラムを履修する学生は、学修奨励金の申請ができます。

12. 問い合わせ先

大阪府立大学 教育推進課「システム発想型物質科学リーダー養成学位プログラム」支援室

〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1-1
A1棟2階 1226S号 リーディングプログラム支援室(SiMS事務局)
TEL: 072-252-1161(代表) 内線3075
TEL: 072-254-7852(ダイヤルイン)
FAX: 072-254-8293
E-mail: SiMS-office@ml.osakafu-u.ac.jp
URL: http://sims-program.osakafu-u.ac.jp/